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(2005年)

●2005/11/06 馬場島の錦秋

 馬場島周辺は紅葉真っ盛り。日曜カメラマンで溢れ返っていた・・・。しかし、自分は彼らの仲間入りはせずに・・・


●2005/10/30 ロケーション

 ようやく出掛ける気になって遠出した。登山靴ではなくて長靴とカメラが御伴だ。標高1,000m位がちょうど紅葉真っ盛りだった。


●2005/09/14 

 バルトダン結び・マリナーノット・懸垂下降時の仮固定について気になる所を映像化した。同時に登山用語集のページにも少し手を入れた。

懸垂下降の仮固定 バルトダン結び
マリナーノット

●2005/07/25 梅雨明け間近

 梅雨明けを待ちきれず北アの一角へ出掛けた。まだ沢に仮設の橋が掛けられておらず、いきなり渡渉。おかげで一日中、ズブ濡れの靴で歩き続けることになった。

 今年は残雪が多く、雪を拾って谷筋からそのまま稜線を狙えそうな雰囲気。二日間を通して人っ子一人に出会わない極めて静かな山行を楽しむことができたが、こんな事も珍しい。


●2005/07/18 玉石探検

 地元では「カニ石」などといって、昔は川原にゴロゴロしていたものだが、それが「玉石:ぎょくせき」という貴重なものらしい事が分かったので、再び例の壁へ出掛けた。岩登りには適さないが、懸垂下降の練習くらいには使えそうだ。

 むせ返るような草いきれの中で、汗だくになりながらザイルを操作し、最後の下降で、つい面度になり目の前の「か細い潅木」を支点に選んでしまった。

玉石の露頭
玉石(正珪岩)
玉石(正珪岩)
細い潅木が引き千切れた

●2005/07/17 水遊び

 梅雨明けを思わせるほどの好天。あまりの暑さに、近くの沢へ「水遊び」に出掛けた。「ナタ」と「ハーネス」と「バイル」というのは妙な組み合わせであるが、熊が怖いのでしょうがない。

沢の主 オオバギボウシ
ヤマアジサイ ドクウツギ

●2005/07/03 謎の壁に挑戦

 川端康成の「雪国」をもじれば、「藪を越えると、そこは泥だった」となる。ハーケンを打つようなリスなど全く無い、ノッペリとした泥のような脆い砂岩の壁であった。粗い砥石のようなものだからフリクションは利くが、途中でビビッたらおしまいだ。


●2005/06/19 ヨシナ

 今日は沢登りではなく「インチキ」をして、沢下りを実施した。山頂付近から沢を下れば、沢の分岐でいちいち迷う(悩む)心配がない。ロープを使った懸垂下降の練習にもなる。

 無風状態の枯れた沢の中で、頭から水をかぶったように、汗だくになりながら「ヨシナ⇒正式名称はウワバミソウ」を採ってきた。担ぎ切れないくらいの量になったが、我ながら何だか虚しい気分になってきた。 

コアジサイ ササユリ
ウワバミソウ
サンカヨウ
ウワバミソウの群生地
ヤマボウシ

●2005/06/12 山想祭

 前の晩から山想祭におじゃました。つい調子に乗って飲み過ぎてしまい、記憶喪失に陥ってしまった。おかげで昼頃まで具合が悪かった。本当は、朝から池ノ谷方面へ出掛けたかったが、肝心のピッケル・アイゼンを忘れた事に気付き、サンハリ谷方面スキー山行に同行することにした。


●2005/06/11 フェルト底の靴

 登山用具店で入手すれば高価なので、釣具店で沢用の発泡ネオプレンゴム底の靴を買った。さっそく、近くの滑滝へ出掛けて性能をチェックした。渓流用ピンスパイク靴よりもフリクションは利くが、磨き抜かれた岩盤ではやはり滑る。


●2005/06/05 山菜

 なぜか、ピッケル・アイゼンを用意して出掛ける気がせず、ハーネス・ルベルソなど揃えて沢へ出掛けた。しかし、それを使えるような場所もなかった。

ハクウンボク ブナの実は豊作
サンカヨウ エンレイソウ
三輪のニリンソウ 残雪
トチの大木 トチの芽
トチノキの花 イラクサ
水シブキ スノーブリッジ
ゼンマイ ヒメウツギ
オオバギボウシと滝 フジ

●2005/06/04 梅雨入り間近?

 午前中は、晴れているのに雨が降ったりカミナリの鳴る妙な天気だった。午後から近くの山に出掛けた。今の時期、低山はどこも花盛りだ。ネコのみやげに「マタタビ」を取ってきた。

ヤモリ ハリエンジュ(ニセアカシア)
タニウツギ アカシデ?
アカメガシワ ホウノキ
ヤマボウシ サルナシ
マルバアオダモ ヤブデマリ
エゴノキ マタタビ
ネコにマタタビ

●2005/05/21 人形山

 昨年、大きなウドの採れた場所へ行ってみた。枯れたウドの大木をたよりに探したが、まだ芽を出したばかりで、採るのが可愛そうなくらいだ。雪形もまだ逆三角形で、二人が手をつないだ綺麗な形にはなっていない。昨年より一週間くらい雪解けが遅れているのだろう。

人形山 サンカヨウ
ミヤマカタバミ コゴミ
出たばかりの、ウドの芽 スミレ
イワウチワ ウリハダカエデ

●2005/05/14 山菜とり

 最近、山菜取りも随分リスクが高い。いつ熊に襲われるか戦々恐々。クライミングや冬山よりもスリルがあるかもしれない。クマ避けの最大のコツは、良く晴れた日の正午近くに、開けた地形に入ることである。

山桜 カタクリ
トチノキ ニリンソウ
サワグルミ 山ウド

●2005/05/07 雪が少ない

 今年の春山は、低山の残雪は多いが、1,500m以上では逆に雪が少なく、稜線の猛烈な藪に苦しめられた。暖冬の影響か? 山の積雪も年々減少しているのだろう。

ブナの新緑 笈ヶ岳
大笠山 千丈平のブナ
白山 イワウチワ

●2005/05/05 笈ヶ岳

 中宮温泉からのルートは中高年が群れを成しているが、富山県側の大笠山〜笈ヶ岳間は藪がひどくて、登山者は極めて少ない。しかし山容は富山県側から見る方が遥かに立派だと思う。美しい自然も数多く残されている。

桂湖畔 ブナの新緑
笈ヶ岳 千丈平のブナ
山頂の地蔵様
千丈平と笈ヶ岳 千丈平のブナ
タムシバ フカバラの尾根
シャクナゲ 桂湖
ビビィシェルター

●2005/04/30 間違えて湯治に

 「岩底(カマゾコ)谷」という魅力的な名前に引かれてやってきたが、「親谷(ドス)の湯」に着いてしまった。いきなり30m近くの滝に出くわしギブアップ。雪もなく水量も多い。本流を渡渉する度胸もなく、「山頂」は諦めて、計画は「湯治」に早や変りしてしまった。

岩底(カマゾコ)谷
親谷(ドス)の湯 姥ヶ滝

●2005/04/16 浅葱の季節

 午後から、近くの山へ浅葱を掘りに出掛けた。例年になく残雪が多く、まだ芽が出ていない所もある。「ホタルイカ」と共に辛子味噌であえて食べると、季節感が鮮やかに甦ってくる。

越の彼岸桜 人形山
浅葱

●2005/04/09 馬場島へ

 明後日の天気があまり芳しくないので、一泊の計画をあっさり放棄して、馬場島へ出掛けることにした。かねてからの懸案だった馬場島から細蔵山への直登を試みた。(※細蔵山1,551m⇒白旗史朗氏も来たという、剱岳の展望台)

雪の回廊 馬場島警備隊派出所
細蔵山の山頂直下
細蔵山の山頂
ここを通れば東芦見尾根へ行けるが・・ 東芦見尾根
大猫山 赤谷山
馬場島 小窓尾根
剱岳
奥大日岳 大日岳

●2005/04/02 野谷荘司山・三方岩岳

 白谷をつめて、正面尾根を登ろうとして出掛けた。途中から、ものすごいデブリに恐れをなし、三方岩岳側の尾根に逃げた。(底雪崩は恐い) しかし、考えることは誰でも同じとみえて、目標とした尾根には既にシュプールが・・・

ブルでさらえたような谷 野谷荘司山の方向
尾根にシュプール
クマの真新しい爪跡
雪上車

●2005/03/27 好天に誘われて

 せっかくの好天に、薄暗い家の中で、くすぶっている手はない。できることなら一泊で・・・と考えていたのだが、雑用で土曜日がつぶれてしまった。例のごとく朝刊に目を通し、熱いコーヒーをすすってから、やおら身支度を整えた。

草嶺の部落から
鳥居もこのとおり
赤布代りに防鳥テープ(キラキラして結構目立つ)

●2005/03/21 春山事始

 林道が使えず、いきなり渡渉。最初から手荒なもてなしだ。計画のテン場に着く前に、クタクタに疲れ果ててしまった。格好の場所を見付けて、早々とテント設営。まだまだ日が高いというのに、早速宴会。

 ・・・折角の三連休、予備日をフルに使わせてもらうことに決定。ところが、夜半からカミナリを伴う猛吹雪となった。

フリーベンチャの出番なし 取付きが分からず右往左往
ビビイシェルター 宴会はまあまあ
三ツ倉山のブナ
三ツ倉山のブナ
三ツ倉山の斜面
三ツ倉山の斜面
僧ヶ岳・日本一の風衝地帯
僧ヶ岳・日本一の風衝地帯
僧ヶ岳の山頂
僧ヶ岳の山頂
僧ヶ岳から見た毛勝岳
僧ヶ岳から見た毛勝岳
立山芦峅寺(あしくらじ)カンジキ+アイゼン マンサク
立山芦峅寺(あしくらじ)カンジキ+アイゼン マンサク
三ツ倉山 僧ケ岳(右)
三ツ倉山 僧ケ岳(右)
駒ケ岳
駒ケ岳

●2005/03/13 山と倒錯 (認知的不協和)

 他から見て、取るに足らないような物事でも、本人にとって苦労が大きければ大きいほど、格別の達成感が得られるという不思議な現象がある。誰だって「濡れ手で粟」 「棚から牡丹餅」 これが一番だという事は十分知っている筈だが?? 5時間かけて500mしか登れなかった。平瀬の「子宝の湯」に浸かって帰宅した所、真っ暗になってしまった。


●2005/03/06 水ぬるむ頃

 平野部では、雪も解けて日も延びた。夕方の六時頃まで明るくなった。しかし山では、まだまだ真冬と同じである。昼近くになって白川村へ出掛けた。

クマの爪跡

●2005/02/26 滑り納め

 午後から、町内会の懇親会に出掛けるの予定なので、朝の内、自宅周囲でスキーを楽しんだ。5〜6q歩き回ったような気がするが、地図を見ると3q余りしか歩いていないようだ。


●2005/02/20 偵察山行

 山登りの下見に出掛けることを、偵察と称する。山登りでは、登山口が分からなければ話にならない。実際、それを知らないばかりに難行苦行に陥ることは多い。標識や駐車場などが完備されているのは、良く知られている山だけである。


●2005/02/13 野谷荘司山

 白川村に近づくにつれて、右側に真白な野谷荘司山が現れ、良いアイディアが浮かんだ。夏道があるから魅力の無い山だと、今まで勝手に決め付けていたが、正面の尾根を詰めるのはかなり魅力的だ。

野谷荘司山
クマの爪跡
幹周り3.5m
スキーをデポ
表層雪崩が起きそう

●2005/02/11 帰雲山のブナ原生林

 北海道の芦別岳の近くにも『帰雲山』はあるらしいが、ここは岐阜県白川村、猿ヶ馬場山の隣。


●2005/02/05 山スキー

 久し振りにスキーを物置から取り出してきて、身近な所で錆落し(初滑り)をした。スキー用具の手入れも結構手間が掛かる。もし、シールの機能をワンタッチで無段階に調節可能な装置を考案すれば、大儲けできるだろう。


●2005/01/30 分かる/分からない

 芸術の分野では、分からない者に対し、懇切丁寧に説明するのは、多くの場合徒労に終わる。何にでもいえることだが、分かりたくない者に、分からせるのは極めて困難。


●2005/01/29 クマの爪跡

 この辺りのブナは、どれもクマの爪跡だらけで、爪跡のない木を探すのが難しいくらいだ。今は、突然出くわす心配はないが、四月になれば気を付けたほうが良さそうだ。


●2005/01/23 タクティックス

 良い方法を思い付いた。日帰りの山を二回に分けて登る方法である。前日に七割方ラッセルを付けて置き、翌日登れば良いのである。自宅でゆっくりくつろいで英気を養ってから、おもむろに出掛ければ良い。朝晩のシャッターチャンスは逃すことになるが、それ以上の効用がある。

 自分が狙っているのは、「猛吹雪のブナ原生林」である。これは極めて難しい。なぜなら、もし本当に猛吹雪になれば、おそらく何も見えないであろうから・・・。


●2005/01/22 真冬のブナ林

 最初の取り付きが悪く、胸までのラッセルに苦しんだ。20m足らずを登るのに、30分も掛けてしまった。ただもがいているだけで、一向に高度が稼げない。二本束ねたストックを使い、カヤックを漕ぐ要領で前に進む技を見出した。しかし、苦労した割りに、アートな作品は少ない。


●2005/01/15 リベンジ

 またしてもカメラトラブル。スイッチを入れると勝手にシャッターが切れる。ズームリングを回すと、勝手にフォーカスが動く。シングルの設定なのにコンテニュアンスの動きをする・・・。しかし、これら不調の原因が判明した。レンズが合っていないのだ。   


●2005/01/10 雪の五箇山

 菅沼と相倉の合掌集落へ出掛けて、新しいカメラを試用した。被写体によってはオートフォーカスが非常に使いにくく、レンズがいつまでも動き続ける。コントラストのある遠景は得意だが、近景には合わせにくい。もう少し使い込んで、カメラの癖を掴む必要がありそうだ。


●2005/01/09 トラブル続き

 記録メディアを交換して、雪の中で一時間近く撮影してみたが、特に支障はないようだ。ただし、昨日ほどの冷え込みではない。ところが今度は、電源のトラブルが発生した。いつ買ったか分からない、単三のリチウム電池を捨てるに捨てられずに、使っていたからか。


●2005/01/08 マイクロドライブのトラブル

 天気予報を参考にして、遠出するのはやめて、自宅近くの冬景色を撮影することにした。ところが、撮影はしたものの、パソコンからは読み取れないデータが発生した。マイクロドライブの仕様は気温5℃〜40℃であるから、当然といえば当然かもしれない。


●2005/01/02 ようやく

 奥大日の遭難騒ぎも、ようやく一段落した。まだ、源次郎尾根へ出掛けたメンバーは帰っていないが、天候も回復したので心配はない。自宅近くでカメラのテストを継続した。

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